厨二道 プロローグ

厨二病者ミツ
厨二病者ミツ

くそっ!
俺の理想が潰えるなんて!


200X年のある日、俺は自宅に篭っていた。
N天堂に英語力不足で1次試験で落ち、他に行きたいゲーム会社も飛行機代金が足りなく、
ほとんど受けれない状況だった。

そして、俺はある思想を患っていた。
そう、厨二病だ!
中二病とか大二病とかそういう言い方もあるが、
大学生までで治ることが多いので、いい年した大人が患うことはあまり無い。


医者でも治せない重めのうつ病から自力で立ち直った俺は
(自分の中で)根拠のある自信を深めていた。
それが治らない厨二病になっていた原因でもあった。
その話はまた別の機会にするとしよう。

うつ病に続く、2度目の大きな挫折がこのニート期だったのだ。

厨二病者ミツ
厨二病者ミツ

理想は潰えぬ!この身がある限り!
我の燃える魂の力で何度でも蘇るさ!


そうは思ったものの、ゲーム会社の受験期は過ぎてやることはない。

当時はPCでのネットゲーム参入するゲーム会社が増えていて、

PCゲームの広告が多かった。

ふと、大手ゲーム会社のあるゲームが目に止まった。

厨二病者ミツ
厨二病者ミツ

ポトリス?MMORPGの多いこのご時勢にシューティングとは
めずらしいなぁ。

そして、このゲームをPCにインストールした。

この10年以上前の懐かしい時代がリアルで話の通じる相手も本当の友達もいなかった自分の
ゲーム仲間との付き合いの始まりの物語でもあった。

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